1人になりたくて。旦那を置いて旅に出た

1人でホカンスに行ってきた。
旦那を置いて。
1人になりたかった。


結婚して同居を初めて半年が過ぎた。
元々1人が大好きで、実家に住んでた時も「1人暮らしできるようになるには何年かかるか」を指折り数えて待つような子供だった。


1人で何するの?ってよく聞かれるけど、1人でしたいことなんて沢山あるよ。


ゆっくり漫画や本を読む。
自分の将来について考える。
ピザポテトとキットカットのファミリーパックを夕飯にして、パンイチでスキンケアしてベッドに寝そべって永遠にスマホ。


あれ?後半だいぶ低俗になってしまった。


というか、むしろ皆さん人といてそんなにすることありますかね?


1人ってよくないですか?誰にも気を遣わなくていいんですよ。
1番気を遣わなきゃ行けないのは自分自身だったんだって思い出せるじゃないですか。


断っておくと、旦那は普通に大好きだし、一緒にいて楽しい。
ただ、それと「1人になりたい」という感情は両立するんですよ。


ということで夫婦仲は極めて良好ですが、自分を思い出したくて。
有給とって1人ホカンスを決行。



チェックイン開始と同時の滑り込みを目指して、昼すぎにマイカーで出発!
もうこの時点でワクワク度は最高潮!
歌っちゃおうかな!
今なら好きな歌のサビだけ100回リピートしても、誰にも迷惑かけないし。

久々に1人で走る国道には自由があって少し泣きそうになった。



これよこれ。私が求めてたのは。
誰にも嘘をつかなくていい時間。
誰にも気を遣わなくていい時間。
この時間がないと、私は自分が分からなくなる。


▲お昼のフレンチトースト



1人を満喫しながら宿に到着。
程よく自然を感じられる離れで思う存分、ゴロゴロする。

夕食つきプランは、時間の制約が発生するから好きじゃない。
サービスのラーメンと、コンビニおにぎりで適当にお腹を満たして、広いベッドで持ってきた本を読む。



飽きてきたら露天風呂へ。
星を眺めて自分の人生を見つめ直す。


仕事のこと、旦那との将来のこと、ブログのこと。


気のすむまで考えてたら1時間半も風呂に入ってしまった。
風呂から上がったら焚き火しようかなと思ってたけど、めんどくさくて止めた。


自分の気分次第でなんでもできる。最高。


最高すぎて、この気持ちを誰かに共有したくなったから、仕事が終わった旦那にテレビ電話をかけて「1人旅楽しいよ〜」とルームツアーをしてみせる。


おかしい。
あんなに1人になりたかったのに、早速自ら1人でいられるシチュエーションをぶち壊しにいく。
これは矛盾しているのではないか。
私は何が欲しかったんだろう。


そんな疑問が頭を掠めたけど、あえて気にしないようにして、また読みかけの本を読む。
あー、夜が終わるのがもったいない。
けど、明日の朝も露天風呂に入りたいし、朝食ブッフェも食べたいから早起きしたい。

ということで、充実感いっぱいで就寝。


―――――


翌朝。
最高の目覚め。

朝食はブッフェ。私はブッフェが好きだ。
自分が好きなものを、好きなだけ食べられる。

パンと、海鮮と、フルーツとオムレツ。
めちゃくちゃな組み合わせだって、誰にも文句は言われない。


朝ごはんを食べ終わったら、またゴロゴロ。
昨日読みかけだった本の続きを読んで・・・
数ページ読み進めて本を伏せる。


スマホを開く。


持ってきたドリップバックのコーヒーを淹れる。


スマホを開く。


テラスに出て訓練している自衛隊を眺める。


スマホを開く。


・・・。



飽きた。



あれ、ちょっと様子がおかしいぞ。
あれだけ楽しみにしてたのに、一泊でお腹いっp…。
いやいやいや、なぜ。
おかしい。だってあれだけ1人になりたかったじゃん?


そんな自分に沸いた疑問は無視して旦那にLINEをする。
だって飽きたし。

▲旦那に送ったスタンプ

特に用事はない。構ってちゃんMAXなLINEである。

「サナちゃんいなくて寂しいよTT」

旦那からの返事が返ってきて楽しくなる。
「明日帰るよ^^」

最高だった朝食ブッフェや、愛車と私の写真、窓から見える景色の写真を送る。


早く帰りたいな。


いやいや、何を思っている。
あれだけ一人がいいと主張して出てきたのに。


2日目は思っていたより楽しくなかった。
「2泊目はいらなかったかも」とまた余計な現実が頭の隅に浮ぶが無視。
一応ホカンスをエンジョイしようとするが、1日目ほどの刺激はない。
近場に観光に行こうかなと思ったけど、部屋の方が居心地が良い。


ダラダラとした2日目を過ごして、あっという間に3日目のチェックアウト。
私の一人旅はこれでおしまい。
思ったよりも呆気ない幕切れである。


1人になりたいってずっと思ってたけど、その「1人になりたい」は永続的なものではなかったようだ。
旦那がいて帰る場所があった上での一人旅。

実家にいたころは、とにかく家が窮屈で、辛くて、早く飛び出したかった。
でも今は違う。

私は人といたくないっていうより、自分で自分の気持ちを確認する時間が欲しかったのかもしれないな。


帰ったら、お土産に買ったカレーを二人で食べよう。


でもまた行くけどね。旦那を置いて一人ホカンス。
今度は1泊で十分だけど。

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▼宿泊したホテルはここ


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