「プラダを着た悪魔2」昔はアンディに憧れてた。でも今はミランダになりたい。

おしゃれに泥臭く、自分の道を切り開いてく。
私の人生のバイブル「プラダを着た悪魔」の続編が、まさかみられるとは思っていなかった。

第一報から楽しみでしょうがなくて、公開最初の週末にいそいそと予約。
今回もキラキラしたアンディからパワーをもらう・・・予定だった。
終わってみたら、アンディよりミランダに感情移入。
そしてそんな自分が少し誇らしかったり。

って言いながら最初に書きたいのはエミリーについてなんだけど笑。

エミリーは「ミランダが自分をディオールに雇わせてランウェイから追い払った」って言ってたけど、
ミランダはエミリーの能力を見抜いてあえてディオールにいかせたんじゃないかな。
だって“エミリーズ”って呼ぶほどエミリーのことを買ってたんだよ。

エミリーを認めてたからこそ、小売の方があってると判断したのでは。
実際、エミリーはディオールでミランダとの交渉窓口をつとめたり、フラッグシップ店のプロデュース任されたり・・・
ランウェイいたときより評価されてそうじゃん?

対ミランダとの不祥事の交渉も見事だった。

だから!!!エミリー!!!!
自分の才能に気付いて!!!
あなたは第二のミランダを目指すんじゃないの。
エミリーにはエミリーの輝きがあるんだよ。
エミリー単体で憧れられる存在なの!
だから最後のアンディからの言葉「あなたがアイコンなんだから」は本当にあってると思う。

そのエミリーと同じくらい、私がグッときたのが、ランウェイを会社ごと買収するために、ミランダがアンディに渡した“リスト”。
だって、自分がピンチの時に頼める人がそれだけいるっていう、積み重ねてきた証じゃないですか。
自分が同じ状況に陥ったとき、腹心の部下に渡せるリストを、果たして自分は現時点でどのくらい持っているんだろう。

そしてもう一つ。強烈に刺さったのが、映画のラスト。
アンディがミランダにできたての原稿を渡しにいくんだけど、
ミランダはアンディがいなくなったら別の作業してたのに手を止めてアンディの原稿を読むのよ。
もうね、萌。ツンデレか!!ミランダはツンデレなのか?!
目の前で読んであげればいいじゃない!!
楽しみなんでしょ?!アンディの原稿が!

アンディがミランダをワクワクさせる側になったんだっていう、アンディの成長が見えてまた粋。

映画では、アンディがランウェイに戻って終わりなんだけど、きっとアンディは宣言通りランウェイを踏み台にする。
ミランダの最後を見届けたあとでね。

ランウェイは宗教で、ミランダは教祖だから。
引き際なんてない。
沈むまでやり切って。そして伝説になるんだ。

最後の最後、ミランダはアンディに「私の暴露本、書きなさいよ」って言ったけど、
あれは「あなたに書いて欲しい」ってことだって私は受け取りました。
「あなたになら、書かれてもいいわよ」って。

だから、アンディはどうぞ、その最後をしっかりと見届けて、書き切ってほしいと思います。
ミランダ・プリーストリーの伝記をね。

アンディになりたかった20代。
でも「2」を見終わった今は、ミランダになりたいと思う。

データ解析の精度が上がって、AIが台頭して。
仕事の始まりも、終わったあとの成果も、
何もかもが数字で可視化されてるように見えるけど、
アンディの原稿も、ミランダのセンスも
きっとクリック数じゃ測れない。

でも私は、そういう “数字にならない熱量”を信じてる。

これからもきっと、迷ったり、ミランダみたいに「引き際」を考えるかもしれない。
でも泥に塗れた道だって、高いヒールで颯爽と歩いていきたい。

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